人生の大きなイベントの一つになる結婚ですが、そのためにプロポーズで用意する婚約指輪の選択に迷う人も珍しくありません。
最近は様々な種類の指輪が登場していますが、低価格で品質の高いパラジウムを用いた婚約指輪の人気も高くなっています。 

自分の気持ちはしっかりと伝えたいが予算は抑えたい、それでもできるだけ良いものを渡したい、という男性におすすめの指輪です。

【パラジウムとは何か? 】

結婚指輪の新しい素材として最近人気を呼ぶようになったパラジウムですが、この名前を初めて聞く人もいるかもしれません。
特に初めての方の中には疑問に感じる人もいると思いますが、そもそもパラジウムとはどのようなものなのでしょうか?
パラジウムというのは金属の種類の一つになり、結婚指輪・婚約指輪に用いる地金として使用されています。
結婚指輪や婚約指輪と聞くとプラチナがイメージされますが、パラジウムはプラチナの代わりだと思っていただければ結構です。
婚約指輪に使用されているパラジウムの特徴については、実際にプラチナと比較すると分かりやすいでしょう。
プラチナにも劣らずメリットが多く、それが人気の理由にもなっているのです。
これから婚約指輪を購入する男性もいるかと思いますが、恋人には良い素材のものを贈りたいが予算は抑えたいという方に、パラジウムがおすすめなのです。 

【パラジウムの婚約指輪は価格が安い 】

パラジウムの婚約指輪をおすすめする理由として最初に出てくるのが、やはり価格に関することになります。
「結婚指輪は給料の3倍」という話も昔はよく聞きましたが、それだけ高いという意味を持っているのです。
もちろん中には安いものも存在しますが、1万や2万の安い指輪を贈ると恋人からはどんな目で見られるか分かりません。
そのためせっかくなら高いものを贈りたい、と考える男性も少なくはないのです。
しかし先立つものがなければ購入はできませんので、自分の財布としっかり相談する必要があるでしょう。
少しでも予算を抑えるために、色々と低予算のリングを探し回っている人もいるかもしれません。
そんな方々におすすめしたいのが、パラジウムの指輪なのです。
プラチナなどの指輪と比べて、パラジウムは価格が安いのが特徴と言えます。
気になるその価格ですが、2017年10月現在の時点でプラチナの半額程度で販売されているブランドが多く見られます。
プラチナの指輪がペアで20万円だとすると、パラジウムの指輪はペアで購入すると10万円で済むとなれば、かなりお得感を感じられます。
とにかく価格が安いことが、パラジウムの大きな特徴の一つなのです。
予算を気にしている男性にとって、この点は外せないでしょう。
婚約指輪をパラジウムにすれば、浮いた分をダイヤモンドなどの石に回すことも可能になり、結果としてより豪華な指輪を選ぶこともできます。

【パラジウムの指輪はとにかく軽い 】

パラジウムの婚約指輪は、指輪自体の軽さも外せない利点と言えるでしょう。
パラジウムの比重は12.0、つまり1立法cmあたり12gと、とても軽いのが特徴です。
プラチナの比重は21.0程度ですので、それと比較するとおよそ半分の比重で済みます。
プラチナの指輪で感じるズッシリとした重さに満足感を覚える人もいますが、軽い方が指にかかる負担を軽減できるなど良い点もあるでしょう。

【パラジウムの指輪の硬さとは 】

硬さも、パラジウムの婚約指輪を語る上で欠かせません。
パラジウムというのは、プラチナを硬くするために混ぜられている物質になるため、基本的にプラチナよりも硬いことが特徴になります。
硬さの尺度の一つであるビッカース硬度で見ると、パラジウム95%のビッカース硬度は130であるのに対し、プラチナ95%のビッカース硬度は60となっています。

まとめꉂ(σ▰˃̶̀ꇴ˂̶́)σ✧

婚約指輪の選択に迷う男性も少なくありませんが、低予算で良いものを購入したい方にとって嬉しいのがパラジウムの指輪です。 

パラジウムはプラチナより勝っている点が多いこともあり、最近では指輪の素材として選ぶ人も増えてきています。
これからプロポーズを予定されている方は、是非パラジウムを選択肢の一つとして入れておくべきかと思います。